ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

筆頭平監督官

署内で筆頭平と呼ばれる監督官がいる。課長・主任等の役職がない民間でいう平社員の監督官を平監(ヒラカン)と内部では呼ぶが、その署の監督部署において最も経験年数が長い平監を筆頭平と非公式に呼ぶ。使われるのは監督官が多い方面制署にほぼ限られる。

正式な役職でも何でもないため筆頭平だから何か特別な仕事をすると正式に決まっているわけではないが、筆頭平は一方面に配属され第一方面主任の補佐的な仕事を任されることになる。また、経験年数が長い場合管理職一歩手前の立場であるため、署により様々な仕事を課せられる。

筆頭平は署によって研修が終わったばかりの監督官2年目だったり、課長一歩手前の十数年目だったり全く経験年数が違うため、一概にこういう仕事をしていると述べることはできない。