ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

業務課

 民間でいう総務・会計を行う部門は方面制署であれば業務課、課制署であれば監督課庶務係になることは以前記事で書いた。今回はその業務課について。

 業務課には常勤の課長、係長、係員、非常勤のパート職員がいる。常勤職員は基本的に全員事務官。

 しかしこれら全員揃っているのは極々一部の大規模署だけだ。

 方面制署は規模により3~6方面に分類されるが、3方面署の場合、業務課には事務官の業務課長とパートの非常勤職員、たったの2人で業務を行っているところがほとんどではないかと思う。

 かつては3方面署でも課長以外に常勤職員がいて非常勤も複数名配置されていたが、定員削減により規模が縮小されてしまった。

 どの署でも業務課長は余裕がない。特に非常勤職員が経験の浅い人だと、細々とした業務も課長が行わなければならないため時間が全然足りないだろう。これは課制署でも同じだが。

 逆に非常勤職員がベテランで1から10まで指示なしで動けるような人だと業務課はもちろん、署全体が非常にスムーズにまわる。

 

 さて、方面制署の場合は業務課という独立した部門があるが、課制署の監督課庶務係はその名の通り監督課の下に総務・会計を行う庶務係がある。

 

 

続く