ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

監督官の所属、役職

筆頭平監督官

署内で筆頭平と呼ばれる監督官がいる。課長・主任等の役職がない民間でいう平社員の監督官を平監(ヒラカン)と内部では呼ぶが、その署の監督部署において最も経験年数が長い平監を筆頭平と非公式に呼ぶ。使われるのは監督官が多い方面制署にほぼ限られる。 …

監督官の所属 安全衛生課 その1

監督官はその名の通り、監督課という部署に配属されるのが原則である。規模が大きい監督署であれば、監督課は「方面」という名前なのだが、大抵の監督官は監督課や方面所属ということになる。 監督署には「安全衛生課」という部署がある。安全衛生課はクレー…

監督官の役職 署長

署長である。その名のとおり、監督署のトップであるが、法律上労働基準監督官しか就くことはできない。つまり事務官や技官では署長になれない。 例外として「政令監督官」という制度がある。正直詳しくは知らないが、これは事務官や技官でも一定の条件により…

監督官の役職 副署長

副署長は大きい監督署、つまり方面制署にしか置かれない。全国324か所の監督署(確か)のうち、130か所くらいが方面制署(うろ覚え)であり、そこに配置されるのが副署長だ。 名前の通り、署のナンバー2である。3年前までは「次長」という肩書であった…

監督官の役職 方面主任監督官 その1

監督署は大きく分けて方面制署と課制署に分かれる。過去記事でも触れたが、規模の大きい署が方面制署、規模の小さい署が課制署だ。 監督署は全国324か所あるが(確か)、そのうち方面制署は130か所くらいである(曖昧)。 地方の県庁所在地にある、つ…

監督官の所属 労災課

労災課は主に厚生労働事務官が配属されるということは以前の記事に書いたが、監督官も配属される。 労災課に配属されると仕事は労災保険関係に限定されるため、監督官としての仕事、つまり企業等への法違反の指導や労働相談などは行わない。 署によっては労…

監督署の役職 安全衛生課長

安全衛生課長は技官ではなく労働基準監督官が就くこともある。 課長になるのは技官よりも相当早く、最短で30歳くらいで就いてしまう。技官が課長になるのは通常40代前半~半ばくらいだ。 技官にとって課長職(特に大規模署)はほぼ上がりのポストに近いが、…

監督官の役職 監督課長

本省に行く職員を除き、採用7年目までは大概似たようなキャリアパスを通る監督官であるが、8年目の3局目からは職員により様々である。 職員が不足している局(不人気局)では、監督官は採用8年目でいきなり課長級になる。とはいえ大抵は直属の部下がおらず業…