ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

監督署の役職 安全衛生課長

 安全衛生課長は技官ではなく労働基準監督官が就くこともある。

 課長になるのは技官よりも相当早く、最短で30歳くらいで就いてしまう。技官が課長になるのは通常40代前半~半ばくらいだ。

 技官にとって課長職(特に大規模署)はほぼ上がりのポストに近いが、監督官にとって安全衛生課長というのは、言い方が悪いが単なる通過点だ。

 

 経験が浅い監督官が課長になった場合、安全衛生課特有の業務は部下の技官に任せっきりということもある。特に検査や工事の届出などをロクに理解していない監督官の課長は多い。

 

 現在技官がいるから何とか安全衛生課は保っているが、既に技官の採用がなくなって10年近く経っており、安全衛生課がこれからどうなるのか全くの未知数だ。