ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

労働災害

 昨日福井県の化学工場で爆発があり労働者が亡くなった。

 化学工場での死亡災害ということで、福井労働局や管轄の監督署は大騒ぎだろう。

 

 重大な事故は即現地調査、或いは実況見分となるが、監督署に対しては消防、警察の次に連絡が来ることが多く、到着したときには既にご遺体などは現場から移されている場合が多い。

 

 警察は数十人を動員し、業務上過失致死傷や場合によっては殺人も視野に実況見分を行う。それに対して監督署の場合は2人~4人程度。一つ桁が違う。警察の組織力は羨ましい限りだ。

 

 監督署も権限を持って実況見分を行うが、それを知らない警察官から邪険に扱われることも多々ある。