ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

労働基準監督官の異動 その3 最初の赴任地

 ※30年採用以前の監督官の話だ。

 

  試験に合格した監督官が最初に配属される地は一体どこになるのか?

 

 それは「受験地の都道府県」と「実家がある都道府県」があるブロックから2ブロック以上離れた地域という暗黙の決まりがある。

 例えば東京都で受験して青森県に実家がある場合、まず東京都がある関東ブロックと青森県がある東北ブロックには配属されない。

 更に、関東ブロックの隣にある中部ブロックにも配属されない。

 だから、この場合は関西以西の労働局に配属となる。もちろん沖縄局になることもある。

 

 つまり、縁も所縁もない地域に配属される可能性が極めて高いのだ。

 

 ただし、この決まりは厳密なものではなく、知り合いの監督官は実家が滋賀県なのに近隣の北陸地方にある某県に配属になるなど、例外は存在する。

 

 とにもかくにも大抵の監督官は3年間、縁も所縁もないトコで過ごすわけだ。