ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

2018-06-24から1日間の記事一覧

労働基準監督官の異動 その3 最初の赴任地

※30年採用以前の監督官の話だ。 試験に合格した監督官が最初に配属される地は一体どこになるのか? それは「受験地の都道府県」と「実家がある都道府県」があるブロックから2ブロック以上離れた地域という暗黙の決まりがある。 例えば東京都で受験して青森県…

ブログのタイトル

ブログのタイトル「ろーきしょ!」というのは、一昔に流行った4文字タイトルのアニメを意識してつけた。監督署の一般的な略し方は「労基署」であるし、ゴロが良いため中々良いタイトルではないだろうか。ちなみにアニメはほぼ見ない。 しかし、このブログで…

労働基準監督官の異動 その2 本省籍

その1で書いたとおり、監督官の異動は2局7年、その後定着局で定年まで勤務、というのが一般的なキャリアプランであるが、それとは別のルートが存在する。 それが「本省コース」と内部的に呼ばれるもの。 1局目3年間勤務した後、2局目に異動するタイミングで…

労働基準監督官の異動 その1

※30年採用以前の話です。 監督官には2局7年という異動ルールがあった。監督官は都道府県ごとにある労働局(監督署やハローワークの上部組織)という厚労省の出先機関に所属するわけだが、採用後は特定の都道府県の局で3年、次に別の都道府県の局で4年、合…