ろーきしょ!

労働基準監督官について酒を飲みながらアレコレ書くブログ

監督官の服装

監督官には警察のような制服はない。しかし、作業服が支給される。この作業服は夏用と冬用の2種類に分かれ、更に労働局独自の作業服というのも存在する。

 

この作業服は、建設工事や工場といった、安全衛生を主眼とした監督指導を行う現場に行くときに着ていくものであると教えられている。

 

教えられている、というのは微妙な表現であるが、私が知る限りは、「こういう場合は作業服を着ろ」という明確な指示、命令はない。

なんとなくであるが、建設現場や工場に行くときは作業服、それ以外は作業服かスーツどっちでも良い、というような感じである。

 

庁内で事務仕事や窓口業務を行う際の服装は全く決まりがない。個々の監督官の自由である。

一年中作業服を着ている監督官もいれば、普段はスーツで建設現場に行くときだけ作業服に着替える監督官もいる。この辺りは非常にルーズで、個々の監督官の裁量に委ねられている。

 

夏用、冬用の作業服も厳格な衣替えはなく、一年中夏用の作業服を着る監督官もいれば、その逆もいる。

 

また、5月から9月の期間は政府の指示でクールビズとしてネクタイの着用が免除されるが、クールビズ期間以外でも建設現場等に行く際はネクタイの着用をしなくても何も内部的に指摘は受けない。

 

服装に関しては、公務員の中一番ルーズなのが労働基準監督官だと思う。良いのか悪いのかはともかく、とにかく自由な職場である。