監督署の職員のうち、およそ半数は非常勤職員だが、労働時間管理適正化指導員というのは監督部署に配属される非常勤職員だ。
小規模の署には基本的におらず、ある程度大きい監督署に配置される。
事務分掌としては独自の職務が定められているが、実態は「労働相談員兼電話番兼窓口担当」だ。
電話、窓口での労働相談や郵送、窓口での各種届出の処理を行っている。
監督部署の非常勤職員は様々な「肩書」の人たちがいるが、実態はほぼ同じ業務を行っている。
社会保険労務士の資格を持っている方が多い。積極的に電話や窓口に出てくれる人もいれば、石のような人もいる。
なんにせよ、監督署においては欠かせない戦力だ。